ワックスは、ヤシの木から採れるカルナバロウ(カルナバ蝋)という、植物性の油脂が主成分です。最近では石油を原料とするものもありますが、一般的には高級なものほどカルナバロウが含まれる比率が高くなっています。
ワックスは油脂ですから当然撥水性が高く、キズを目立たなくするという効果もあります。しかし、反面汚れやすいやすいという欠点もあります。それだけでなく、耐熱性も低いため、エンジンの熱や太陽熱によって溶けてしまったり、雨や洗車で落ちてしまったりするのが難点です。
一方、コーティングは、フッ素やシリコン、ケイ素、チタンといった化学成分から出来ています。コーティング分子が塗装表面の分子間に入り込むことで被膜を形成して、非常に強力な保護膜をつくります。雨や汚れにも強く、ワックスよりも長期間にわたって効果が持続します。
ガラスコーティングには、ユーザーが自分で塗布することが出来る簡単なものから、プロが施工するものまで様々な種類の製品があり、施工技術によってその効果に大きな違いがでてしまうのも特徴でしょう。
施工時には、表面に汚れや荒れがあるとうまくコーティングされないため、下地処理が重要なポイントとなります。